世界中から120人のシェフやパティシエがやってくる。3月を迎え、冬も終わりに近づき、春の到来を告げる野菜たちが少しずつ登場し始めました。一年で一番実りの多い春です。今年はどんな料理を作れるだろうかとわくわくします。
Read More
...
2017.04.03
私が育った家庭は「普通」だったのか? ここに書かせてもらうようになってから、早くも一年が経ちました。 自分の半生をさらけ出すようで、気恥ずかしく思っていたのですが、お会いした方々から大きな反響をいただ...
Read More
...
2017.03.21
笠間や益子の雰囲気がそのまま運ばれてきたよう…外に出るのがつい億劫になってしまう、未だ肌寒い2月のパリ。そんな時、僕は自宅にある器たちを眺めて料理を空想します。器を好きになったのは、料理を本格的に始めるよりも前のことでした。
Read More
...
2017.02.28
感じなければ、気付けない。 宮城県柴田郡川崎町に暮らして1年半が過ぎました。 地方に暮らして、地方から世界へ発信していこうと決めたのですが、日々の農作業や、リボーンアートフェスティバルの食のプロデュー...
Read More
...
2017.01.31
知らない世界を見に行く贅沢。 2017年が幕を開けました。 大晦日から元旦にかけて、パリはマイナス3℃を記録し、非常に寒い冬を経験しています。 「Dersou(デルソー)」を開店して、あっという間に2...
Read More
...
2017.01.19
話のすべてが躍動感に溢れ、心を激しく揺さぶった。 今でもはっきりと覚えている。2003年の初夏、私が尼崎の小さなトラットリアで働いていた時のことである。 忙しかったランチのピークタイムを終え、ふと窓の...
Read More
...
2017.01.16
「日々の旬」と言いたくなるほど、旬は細かい。 パリにまた寒い冬がやってきました。 ロンドンをも思わせるどんよりとした曇りがちな天気がほぼ毎日となり、テラスが大好きなフランス人もさすがに屋内へ移動するよ...
Read More
...
2016.12.08
私個人の経験でしかお話しできないのですが、私が本格的に発酵に興味を持つきっかけとなったのはパンでした。 はじめは、天然酵母なんて、ろくに理解もできずに、本に書いてあるままに、レーズンで種を起こして種継...
Read More
...
2016.12.01
磁石のように人を吸い寄せる店。 地表も人間もほとんど水分で出来ているというなら、「ラ ピヨッシュ」のほとんどは「愛」でできていると言えるだろう。もちろん愛にはいろんな形があり、個性に溢れているので、他...
Read More
...
2016.11.24
何も知らずにワインを造る。ワイン造りに携わるようになって、ようやく2回目のヴィンテージを迎えています。去年のヴィンテージは、初めての醸造所で初めての醸造ということもあって、とっても不安だらけの醸造でした。今思えば、まったく何も知らずにワインを造っていたなんて、正直、めちゃくちゃ馬鹿だと思います。
Read More
...
2016.10.20
ブドウ産地・ワイン産地としての大阪。 かつて大阪が日本有数のブドウ産地だったということをご存じだろうか? 昭和初期には日本一の生産量を誇り、もう100年以上もブドウを作り続けている。現在、畑の多くが宅...
Read More
...
2016.10.20
何か「熱」のようなもの。 ラ・ビアンカーラ、ヴィドピーヴェッツ、マッサヴェッキァ、フランク・コーネリッセンと聞けば、ナチュラルワインが好きならば知らない人はいないだろう。そして、今やナチュラルかどうか...
Read More
...
2016.09.15