獲れたてのマグロで仕込む“一点もの”のオイル漬け。イタリア20州旨いもの案内 Vol.87 カラブリア州の漁業&水産加工業者

イタリア・カラブリア州で100年以上続く漁師一家が、困難な状況にある漁業を自らの手で改善しようと、獲れたてのマグロで仕込むオイル漬け。地域の魅力を閉じ込めた“一点もの”のオイル漬けは年間生産量6000個の希少品だ。

ナチュラルワインと料理の新動向。今、ポルトガルが注目される理由

「ポルトガルのワインが、最近とみに存在感を増している」と語るのは、「ワインショップ フジマル」の藤丸智史さん。背景には、ポルトガルにおけるワイン造りの新たな躍動があるようです。ポルトガル食文化に詳しい馬田草織さんの話も交えながら、複眼的にお届けします。

小さな豆腐を、多少気を遣いながら準備すると 長尾智子さんの「今日も台所」第8回

食に関わる仕事を始めた頃から、縁あって菜食に触れることが多かった。マクロビオティックを基本にしたイタリア系料理で、確か地中海式ダイエットというものも流行り始めていたような時期(多分)だったから、野菜とフルーツ、穀物を使っての会やら、ケータリングは新しかったと言えるかもしれない。

「母なる大地は、何ひとつ無駄にしないのよ」 【フィンランド紀行】北の暮らしの体現者、イレーネ・カンガスニエミ

長らくヘルシンキの美術教師として勤めたのち、夫とともに北極圏に位置するラップランド・オウナス川沿いのサーレンキュラ地区で伝統工芸の工房を営むイレーネ・カンガスニエミさん。夏には森で何百キロものベリーを摘み、トナカイやムース(ヘラジカ)、魚の肉を加工して、冷蔵庫5台分に自家製の保存食を詰め込み、暗く長い冬に備えます。 「母なる大地は何ひとつ、無駄にはしないのよ」。あらゆる動植物と気候風土、先々まで見通す大自然の懐の深い考えに頷きながら、その恵みを余すことなく暮らしに使い切る。 北の暮らしの体現者です。