黒コショウとバターで仕上げる「レンズ豆のお汁粉」
フェーズフリーな食材レシピ:レンズ豆
2026.03.19
photographs by Hide Urabe
乾物や缶詰など常温で長期保存できる食材は、備蓄食品にも向く優れもの。普段の食事にも取り入れることで、「いざという時に賞味期限が切れていた」「食べ慣れない味で食が進まない」という問題も避けられます。「いつも」と「もしも」をつなぐフェーズフリー*な食材を、おいしく活用するレシピ。今回は、バターと黒コショウで仕上げる大人味な「レンズ豆のお汁粉」です。
*フェーズフリー(Phase Free)は、防災の専門家として活動を続けてきた佐藤唯行氏が2014年に提唱した考え方。
目次
教えてくれた人:東京「白金高輪 わたなべ」渡邊大将さん
完全予約制の日本料理店「白金高輪 わたなべ」店主。山梨県出身。喫茶店を経営する父、実家が和菓子店の母を持ち、食が身近にある環境で育つ。高校卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在。帰国後、東京・学芸大学「件」などを経て2014年三軒茶屋に和食店「鈴しろ」を開店。2019年に同店を閉店し、2021年に現店をオープン。
小豆よりも手軽に作れるホットスイーツ
「レンズ豆は、小豆よりも炊くのが簡単で時間もかからず、初心者にもおすすめです」と店主の渡邊大将さん。粗く煮崩したほっくり香ばしいレンズ豆の風味に、挽きたてのコショウの香りがベストマッチ。仕上げにバターを添えて、大人好みなデザートに仕上げている。
「レンズ豆のお汁粉」の材料と作り方
[材料](6~7人分)
レンズ豆(皮なし)・・・200g
水・・・適量
三温糖・・・100g
<白玉団子>
白玉粉・・・50g
水・・・45ml
<仕上げ>
黒コショウ・・・少量
バター・・・60~70g
[作り方]
[1]レンズ豆を火にかける
レンズ豆をざっと水洗いして鍋に移し、ひたひたの水を張り、戻さずそのまま火にかける。
[2]炊く(10~20分)
2~3回茹でこぼし、三温糖とひたひたの水を加えて柔らかくなるまで中~強火で炊く。
[3]粗く潰す
ヘラで粗く潰し、極少量の塩で味を調える。
[4]白玉団子を作る
ボウルに白玉粉と塩を入れ、水を少しずつ加えながら練り、耳たぶ程度の硬さにまとめる。
[5]茹でる
4をコイン大の大きさに丸め、1~2分茹で、浮かんだら氷水に取る。
[6]仕上げる
器に温め直した3と5を入れる。黒コショウを挽き、バターを落とす。
(雑誌『料理通信』2019年7月号掲載/本文はウェブサイト用に一部調整しています)
東京・白金高輪「白金高輪 わたなべ」の店舗情報
◎白金高輪 わたなべ
東京都港区白金1-29-9 ライオンズマンション白金東 1F
☎ 03-6277-1733
17:00~24:00(完全予約制)
不定休
各線白金高輪駅から徒歩1分
※営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。事前に店舗に確認してください。
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