たとえば、山羊チーズを蜜蠟でコーティングし1年熟成させると、バターのような質感が生まれる。チーズを熟成させるだけでなく、人間の「創造力」を付加して新たな価値を生む、それがアッフィナトーレ(チーズ洗練士)だ。
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2022.12.22
イタリアで「エノツーリズム」が急成長している。 エノツーリズムは、ワイン産地を巡り、ブドウ畑や一帯の自然を楽しみながら、ワイナリー見学や試飲を楽しむ休日の過ごし方として以前から存在していた。だが近年、...
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2022.12.12
アルプス山脈の南側、アルト・アディジェ地方はイタリア最北端のワイン産地であり、国内生産量におけるシェアは1%未満。しかし、標高差と複雑な土壌に合わせて栽培するブドウは多岐にわたり、圧倒的に「量より質」...
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2022.11.17
ホテル「パークハイアット・ミラノ」で二ツ星シェフとして活躍していた気鋭アンドレ・アプレアが、2022年7月、自分の名前を冠したレストラン「ANDREA APREA」をオープンした。場所は、ミラノのショ...
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2022.11.14
コーヒーを抽出した後のかすを使ったきのこ栽培を起点に、循環型農業を実践する「フンギ・エスプレッソ」。イタリア農業食料林業政策省とトスカーナ州よりスタートアップ企業として賞を取り、イタリア・フィレンツェ...
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2022.10.31
イタリアでマスタードといえば、果物の砂糖漬けを粗めに切ってカラシ入りのシロップに漬けた「モスタルダ」。フランスのそれとは違い、主原料は果物。その深い甘さと辛味を融合させるアナーキーな創造力が生んだ食品だ。
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2022.10.27
古代神殿の遺跡で知られる南イタリア、パエストゥムにあるレストラン「トレ・オリーヴィ(Ristorante Tre Olivi)」。ビーチホテルの宿泊客向けレストランからグルメレストランへのリニューアル...
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2022.09.12
「旨いビールほど人の気持ちを一つにするものはない。人が憂いなく集える場を生んでくれる優れた飲み物がビールなんですよ」こう語るのは、トレント自治県内のビール工房「ビッラ・ディ・フィエンメ」のステファノ・ジルモッツィだ。
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2022.02.28
レンガ造りのモダンな店内に並ぶ、パンや焼き菓子、季節の惣菜。バールコーナーにはあらゆるワインやクラフトビールが揃い、野外にはゆったりと食事を楽しめる広いテラス席――実はここ、ローマ最大のレビッビア刑務所内にオープンしたカフェ&ベーカリー「クッカリーレビッビア(COOKERY REBIBBIA)」である。
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2021.09.09
イタリア人的12月の過ごし方 12月に入ると「師走」の二文字がちらついて、追い立てられるような1カ月を過ごす人も多いのではないでしょうか? イタリア人の12月の過ごし方は、気ぜわしい日本人とは正反対。...
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2019.12.12
世界の潮流をよそに、エスプレッソ一筋を貫いてきたイタリアが、ついに重い腰を上げた。1890年創業のコーヒー会社「コスタドーロ」が、2018年5月、トリノのフラッグショップ内にコーヒーバー「ソーシャル・...
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2018.09.20
「食のバリアフリー」プロジェクトとは 「CUISINE LIBRE(自由な料理)」を提げて、アレルゲンフリー食の啓蒙活動に取り組むフランスの料理活動家ナディア・サミュは次のように語ります。 「ヴィーガ...
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2017.06.06