修道院生まれの歴史あるリキュール「シャルトリューズ」の奥深さを知る
France [Paris]
2026.01.22
text by Yukino Kano / photographs by Pascal Flamant
リュクサンブール公園にほど近いサン=ジェルマン地区にある「ル・シット・シャルトリューズ・パリ=ヴォヴェール」。カクテルアトリエではシャルトリューズの奥深い魅力に触れることができる。
400年以上の歴史を持つ薬草リキュール「シャルトリューズ(Chartreuse)」。カトリック派のカルトジオ会修道士たちが、ブドウのアルコールにハーブやスパイスを漬け込んで蒸留させたもので、18世紀半ばに130種のハーブ&スパイスを使った秘伝のレシピが完成し、19世紀半ばから商品として販売スタート。現在に至るまで、健康促進や長寿の薬として全国で愛されている。今はフランス南東部の山間イゼール県で製造されているが、実は、最初の蒸留所ができたのは、17世紀初頭のパリ。今のリュクサンブール公園に植えられた薬草を使って作られていたそう。
そんなゆかりの地パリに2023年に誕生したのが、直営店「ル・シット・シャルトリューズ・パリ=ヴォヴェール(Le Site Chartreuse Paris – Vauvert)」。ここでは、ヴェールやジョーヌなどの定番や長期熟成のシャルトリューズの販売はもちろん、シャルトリューズを使ったカクテルを味わえるバーも併設。様々な種類のシャルトリューズの飲み比べや、カクテルアトリエ(レッスン)も開催しており、シャルトリューズの魅力をたっぷり楽しめる。豊富な薬草知識を活かしたハーブティーもあり、オリジナルハーブティー作りのアトリエも実施。フランスを代表するリキュールを、深く知ることができる興味深い場所だ。
◎Le Site Chartreuse Paris – Vauvert
128 boulevard Saint Germain 75006 Paris
10:00~19:00(日曜12:30~18:00)
無休(バーのみ日曜休)
https://www.chartreuse.fr/site-paris-vauvert/