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アジア初。アイリッシュグラスフェッドビーフを支持するシェフ組織に日本人シェフ3名が加盟

2025.07.22

国土は北海道とほぼ同じ面積、人口500万人が暮らすアイルランドは、牧草を育てるのに最適な土壌と気候に恵まれた国だ。1年のうち10カ月は草が育つので、牛たちは牧草地を移動しながら冬場以外はフレッシュな草を食べて育つ。

そんなアイリッシュグラスフェッドビーフのおいしさとサステナビリティを支持する世界のシェフたちが集うクラブ「Chef’s Irish Beef Club」に、アジア初のメンバーとして日本から3名のシェフが加盟した。

(左から)アイルランドの農業・食料・海洋省マーティン・ヘイドン大臣、「The Momentum by Porsche」林祐司シェフ、「リストランテ・ラ・ビスボッチャ」井上裕基シェフ、「Trattoria Da KENZO」西沢健三シェフ、アイルランド政府食糧庁 Board Bia(ボード・ビア)ジム・オトゥールCEO

日頃からアイリッシュグラスフェッドビーフを店で扱ってきたシェフたちは、今回の加盟にあたりアイルランド現地を視察。緑豊かな牧草地でストレスなく暮らす牛の姿や動物福祉の高さに感銘を受けたという。

アイルランド産牛肉の日本への輸出額は前年比26%増。歴史的に穀物肥育牛が好まれてきた日本でも、牧草飼育牛の香り、赤身肉のおいしさを好む食べ手が確実に育っていると言えるだろう。


◎Chef’s Irish Beef Club
https://irishfood.jp/cibcjapan/

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