東北から始まる、リアルブレッドの新しい地図。『宮城麦人』という試み 「パンの道の駅」メイキングオブ 第7回

打ち上げの席で、なにかが動いた。2025年、宮城県の強力品種「夏黄金(なつこがね)」の小麦畑見学会のあとの打ち上げの席で、パン職人たちの間にさりげない会話が生まれた。 「なんかやります」「地元のものを使っていきたい」「未来になにかを残したい」。そんな職人たちの勢いのまま結成されたのが、パン職人の会「宮城麦人」です。今回は、いま地産小麦を扱う店が続々誕生している東北・宮城のパン職人たちのリアルブレッド・ストーリーをお届けします。 仙台市「THE BREAD BAR」 小島賢二 仙台市「ブーランジェリージラフ」高橋司 仙台市「三麦園」 三浦圭馬 仙台市「あくつさんち」 阿久津和樹 松島町「ぱんや あいざわ」 相澤隆志 仙台市「コヤギベーカリー」長谷川愛

北欧の気候を逆手に。今、スウェーデンワインが熱い! Sweden [Skåne]

スウェーデン産ワインが今、頑張っている。フランス産やイタリア産には実力、知名度共に及ばないが、追い越し追い越せの勢いだ。その後押しをするのが、スウェーデン北西スコーネに点在するワイナリー9軒、蒸留酒醸造所2軒に特化したウェブサイト「テラ・スコーネ(Terra Skåne)」だ。

【連載】韓国出身ロースターが日本で見つけたコーヒーの味の磨き方 第4回 大阪「OLIVER COFFEE ROASTERS」

第4回の主役はキム・ヨンジンさん。日本を訪れた折に、銀座の老舗「カフェ・ド・ランブル」の浅煎りネルドリップコーヒーに衝撃を受け、コーヒーを生業にすべく会社員から転身。独学で知識と技術の習得に邁進し、2023年、大阪市北区に「Oliver Coffee Roasters」をオープンした。

「手当」の技術で、魚の未来はもっと拓ける。命をつなぐ魚屋「塩谷魚店」 【青森】中田英寿が案内する、クラフト生産者を巡る旅#02 

魚の脊髄にワイヤーを通し、瞬時に神経を断つ「神経締め」。日本発の食技術「IKEJIME」として、世界に広がりをみせています。2020年、イギリスでは独自の認証制度「Ikejime Quality Certification」が誕生。カリフォルニア発AIロボットは魚の脳の位置を自動識別し、7秒で処理を完了。24年からは船上での本格稼働も始まっています。 14年「北日本神経〆師会」を立ち上げた青森・塩谷魚店の店主・塩谷孝さんは「神経締めは魚の命をつなぐ一手段に過ぎない」と語ります。変化する海を前に、魚屋として、漁師から受け取るバトンをどこへ向かって走らせるのか。中田英寿さんが訪ねました。

在来種のイタリア野菜とアジアの調味料の融合。プーリア発の新感覚保存食ブランド Italy [Pulia]

イタリア随一の野菜生産地として知られるプーリア州で、在来種の野菜栽培を続けるマイクロ農家を守ろうと立ち上がった保存食品ブランド「マテリア」。日本や韓国の発酵調味料文化を取り入れコンテンポラリーな感覚を組み込んだソース、ペースト、パテなどを手がけている。

好きで選んだ味噌さえあれば。Less is Moreが導く先へ 長尾智子さんの「今日も台所」第5回

今日はなんだか疲れてるなと感じる時、決まって作る飲み物がある。ひとまず助かるもの、それは何かと思い浮かべるのは人それぞれで、一杯のコーヒーあり、緑茶やビールもあるだろう。一杯のサプリメントのようなものだ。 疲れている時ばかりでなく、普通のお昼でも思いたって作るのは、一杯のお味噌汁。常備している2種類のお味噌をお湯に溶いただけの、「具なし」「出汁なし」だ。 気に入った味の味噌を持つというのは、とても重要なことで、それさえあれば何の迷いもなく一椀がすぐにできる。長年食べ慣れている関東の玄米味噌、鹿児島の麦味噌、青森の津軽味噌、長野の農園自家製味噌など、実は味噌好きなので、それぞれを味わう一番の方法としてもお湯を注ぐだけの飲み方は、個人的には日常の当たり前、拠り所にもなっている。

野菜の達人。南インドのてんぷら「カリフラワーのバジ」 プラントベースの始め方17

健康や環境への配慮から、植物性の食材を主体とする“プラントベース(Plant Based)”な食事法が注目されています。肉や魚や乳製品に頼らずとも「おいしい」料理を作る知恵は、世界各地に存在します。身近なレシピからおいしくプラントベースを始めるヒントを紹介します。